私は昔、新卒で食品卸売業界の会社に勤めていました。業界の中で3本の指に入る企業のどれかです。
超大手なので、内定をもらった時はイージーモードな人生が待っているんだろうな~と浮かれていたんですが、結論から言うと心身ともにやられて既に転職済みです(笑)
しかし、逆にこれから夢を持って就職しようとしている学生が数多くいるのも事実です。
そこで今回は、まだ何もしらない学生のために、私が食品卸売業界で経験した超絶ブラックな経験談を5つ紹介していきたいと思います。
闇が深すぎてもはや漆黒ですからね(笑)
就職は人生を左右する大きな分かれ道です。食品卸売業界のOBである私の経験談が就活の参考になればと思います。
初のゴールデンウィーク前日、退社時間が深夜2時
自信を持ってお届けしたい最初のエピソードは1年目のゴールデンウィーク前日の話。
食品卸業界はメーカーから商品を仕入れてスーパーやコンビニに出荷することが会社の役割です。そこで、商品を仕入れる業務部というものがあるんですが、ここが超ブラック部署なんです。
入社1年目の可愛い新入社員であっても、ゴールデンウィーク前にはすでに担当が割り振られています。
研修後にいきなり24時間稼働しているコンビニや、大手スーパーへ届けるための商品をメーカーへ発注します。
食品なんて誰でも知っているものから聞いたことのないようなものまで、何千、何万アイテムもあるんですよ。ロット違いで商品コードも違うし・・・それを研修明けにいきなり本番。
しかもゴールデンウィークなんていう大型連休の前なんて物流が激しくて、ベテランの人でも過剰発注、過少発注してしまうのに、それを新入社員が担当するんです。
大型連休の前は自分の休みを確保するため、そして休んでいる間に在庫切れを起こさないためにも数日先を見越して発注をしなければならないので、結果・・・
退社時間=深夜2時
ね?素晴らしいでしょ(笑)
しかも、この時間に若手どころかベテランまで残ってるんだぜ!へへへ(笑)
慣れる慣れない関係ないんですよ。
得意先に24時間稼働しているコンビニ、年中無休のスーパーがある限り、食品卸業界の人間は帰れません、休めません。
大型連休?何それおいしいの?連休はMAX3日
前述したように、食品卸業界の得意先は24時間稼働しているコンビニや年中無休のスーパーです。
業務部は商品を発注するため、事務は請求書の必着日を守るため、営業は言うまでもありません・・・
このように、業界の立ち位置的にどうしても休みを取りにくい、というか取れるような状況じゃなくなっていきます。
実際、私は正月でも休みが連続でとれたのはMAXで3日です。仮に休めても途切れ途切れなので、海外旅行どころか国内旅行も夢のまた夢状態でした。
10年プレイヤー、20年プライヤーなんて月に1、2日しか休んでなかったですからね。一応表向きには土日休みなんですけどね(笑)
完全週休2日制の闇
私はこの会社に入社する前、説明会や面接で「この会社は完全週休2日制だよ」と聞かされていました。
当時は「週休2日が約束されているなんて超ホワイト企業じゃん」と思っていたんですが、これには言葉のマジックが隠されているんです。
実際に会社に勤めるようになった方ならご存知の方も多いと思いますが、実は「完全週休2日制」は「週休2日制」とは全然別ものなんです。
具体的には以下の通り
- 週休2日制:毎週土日、祝日が休み
- 完全週休2日制:祝日がある週は土日のどちらかが出社日になる
入社してからこの事実を知りましたよ。マジで理解不能でした。
「会社カレンダー」なるものが存在して、祝日のある週は土日のどちらかが出社日になっているんです。カレンダーの土日の部分が赤色じゃなくて黒いんですよ。出社日なんですよ。
要するに月に休みが8回(土日×4週分)になるように調整するのが完全週休2日制なんです。
言い換えれば、祝日で休みが増えたら元々あった土日休みを減らされる。これが完全週休2日制なんです。
会社を辞めた今でも意味が分かりません(笑)
夜中まで棚卸作業
食品卸業界はメーカーから商品を仕入れて、得意際に出荷するまで商品を保管しておく大きな倉庫があるのですが、半決算、本決算前にはパソコン上での在庫と実際の在庫のズレを確認するため棚卸をします。
当然、倉庫には正式に作業員が雇われているのですが、棚卸はなぜか他の社員も強制的に参加させられるんです。
決算で正しい数字を出すため、入念な棚卸。日中は出荷があって業務をストップできない為、棚卸作業は必然的に業務時間終了後になります。
1日働いてすでに疲れはピークなのに、そこから夜中まで必死こいて棚卸。さすがに残業代は出ましたが、まったくもって割に合いません。
鬱になる人、離婚する人が多い
私が会社を辞めた一番の理由がコレです。
実際、私が入社してから3年以内に3人が鬱になり、2人離婚しました。家族のために頑張って働いているのに、それが原因で鬱になったり、離婚するなんて本末転倒ですよね。
私は当時、まだ結婚していなかったので
- この会社にいてそもそも結婚できるのか
- 結婚してもいずれ鬱になったり、家族が離れていってしまうのではないか
という事を常に考えていたんです。
そもそも休みが少なすぎるので出会いもないし、将来新婚旅行に行けるのかすら不安でしたからね。
ハッキリ言って、生涯独身でも構わない人しか無理ですね、この業界は。
まとめ
今回は私が食品卸売業界で経験した超絶ブラックな経験談を5つ紹介していきました。
ハッキリ言ってこの業界は本当におすすめしません。私も辞める直前は鬱になりかけだったので。
休みがない、帰れない、鬱になる、離婚する・・・
いいことないですほんと。OBからの忠告でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブラック企業についてはコチラの記事を参考にしました。
参考:【ブラック企業のすべてがわかる】これでブラック企業の特徴から見抜くに方法まで完全理解
ブラックすぎる食品棚卸業界を会社に出勤しないで辞める方法
毎日朝早くから深夜まで仕事をしているのに、それに見合った給料を貰えず休みもないブラックすぎる食品棚卸業界。私も以前同じ業界にいたので痛いほど気持ちが分かります。
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「社会人としてさすがにそれは無責任では・・・」
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