私は幼少期から大人になった今に至るまでの人生の中で、父親から言われて断トツにムカついた言葉があります。
それは「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」です。
ムカつくというか、もはや世界一嫌いな言葉かもしれません。
かつては私の実家がおかしいのかと思っていましたが、どうやら同じようなことを言われて辛い思いをした方が多いようです。
そこで今回は、「”誰が稼いだ金だと思ってるんだ”被害者の会」代表の私(適当)のエピソードについて書いていきます。
一番多く言われていたのは母親
「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」という世界で一番腹が立つ言葉を私の実家で一番言われていたのは間違いなく母親でした。
母は結婚するまでは正社員で働いていましたが、結婚して子供が生まれてからは専業主婦をしていました。よって稼ぎはありません。
専業主婦なので収入はないものの、子育てをしたり、家事をしたりすると時間があっという間に過ぎていくものです。
私も平日に有給をとって、嫁の代わりに家事や子育てをしていると痛感することなので、専業主婦は一日中働いているんだという感覚はよくわかります。
しかし、昔の家庭はいわゆる亭主関白で、「男は外で働き、女は家事をする」というのが共通認識になっていたように思います。
私の実家もまさにそれで、父親が「俺が一人で稼いで家族を養っているんだ」と強く思っていたのでしょう。
母が「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われるケース
母は決して金遣いが荒かったわけでもなく、むしろスーパーで1円でも安いものを買うような節約意識の高い人間でした。
そんな母が「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われるのは次のようなケースです。
- お菓子を買ったとき
- お惣菜などの出来合いのものを買ったとき
- 趣味の習い事を始めようとしたとき
- ママ友とランチに行ったとき
他にもありますが、基本的は「必須ではないものを買ったとき」によく言われていたイメージです。
父からすれば、食事はすべて手料理が基本で、お惣菜などは自力で作った方が安いから手間を惜しむなとでも思っていたのかもしれません。
たまの気分転換でチョコなどのお菓子を買うのも厳禁でした。
子供が小学生になり、少し育児も落ち着くいた頃に趣味を作ろうと習い事を始めた時も、良い印象を思っていなかったです。
そして何より理不尽なのは、ママ友とランチに行くこと。
ランチに行くくらいなら、たかだか1,000円くらいの出費だと思いますが、それですら厳禁。
必要最低限以外は何も許されないような生活を強いられていたんです。
もちろんそんなのに耐えられるはずもなく、母がたまに無視して何かを買ったりすると「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と一言。
なぜ離婚してないのかってくらい理不尽な話だと思います。
稼ぐことができない子供に対しても容赦なく言われる
私はバイト禁止の高校だったので、18歳までは稼ぐことができない身でした。
それにも関わらず、出るわ出るわ・・・「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」というワードが(汗)
私(子供)が「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われるケース
稼げない子供に対して「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われるのは次のようなケースです。
- おもちゃやゲームを買ってもらえなかったとき
- 部活で必要な用具を新しいものに変えてほしいとき
- 塾に通ってるのに成績が伸びなかったとき
- お小遣いを上げてほしいと交渉したとき
他にもありますが、学校関係のことや、子供ならではのおもちゃやゲームなどについてが多かったです。
私が子供のころは、ニンテンドー64が発売されたころで、「スーパーマリオ64」や「マリオカート」、「大乱闘スマッシュブラザーズ」なんかは各家庭に必ずソフトがあるくらいメジャーでした。
しかし、私の実家の場合にゲームソフトを買ってもらえるのは誕生日かクリスマスだけ。
まぁこれに関しては各家庭の経済事情が異なりますので致し方ないのですが、私も当時は子供、当然ダダをこねるわけです。
それに対して、「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」は重過ぎると思いませんか?(笑)
また、私は運動部に所属していたので、スポーツシューズなどの劣化がかなり早かったんです。
それを新しく変えたいというと「自分で買いなさい」と一言。
私の財源と言ったらせいぜいお年玉くらいですが、さすがに消耗品を払っていけるほど潤沢な貯金はありませんでした。
当然私は買ってくれとダダをこねるのです。そして「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われてしまいます。
他にも、どうしてもお金が欲しい時や、結果が出なかったときなどによく言われました。
私は「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われるたび
ずっとこう思っていました。
もうね、はらわたが煮えくり返るくらい腹が立つんですよ。
だからこそ、私は「早く稼ぎたい」と思うようになり、20歳から社会に出たんです。
「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」は言葉の暴力(=DV)だ!
私の母にも、当時子供だった私にも言えることなんですが、私の父は稼ぐことができない立場の人間に「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言っているんです。
当時子供だった私からすれば
という気持ちでいっぱいでした。
母だって専業主婦。
普通にOLやパートをすれば稼げるのに、家のことを優先するために専業主婦をしていたのです。
専業主婦だって家事や子育てという仕事をしているにも関わらず「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」というのはもはや言葉の暴力(=DV)ではないでしょうか?
みんな平等に稼いでいて、誰が稼いだお金かを識別するために使う言葉なら理解できますが、稼げる立場の人間と、稼ぎたくても稼げない人間を比べるのはあまりに不平等です。
まとめ:家族は稼いでいる人間だけで成り立っているわけではない。私は絶対にそんな人間にはならない!
今回は、父に「誰が稼いだ金だと思ってるんだ」と言われた時のエピソードを紹介していきました。
確かに家庭を支えていけるだけのお金を稼いでくれていることには感謝していますが、家庭が成り立つためにはお金以外の要素も必要です。それが家事であり、子供の成長なんだと思います。
それに対し、お金の問題だけを押し付けるのはあまりに理不尽です。
父は超亭主関白な人間だったので、私はこのような環境で生活するしかありませんでしたが、結婚して子供が生まれた今、間違いなく言えることは
「絶対にそんなことを言う人間にならない」
ということです。
これは古い昭和脳の人間の言うことだと割り切り、嫁や子供を思いやって生きていけるように頑張ります。父のDNAが色濃く出始めそうになっても、なんとしても抑え込むつもりです(笑)
私は父に言い返すことができないまま大人になってしまいましたが、私が母の立場だったら間違いなく離婚しています。
同じような環境で苦しんでいる方は、友達など、第三者の方に客観論として相談に乗ってもらうのがおすすめです。当たり前だと麻痺してしまった自分の考えをリセットできるかもしれませんよ。
過去の私と同じように苦しむ人が一人でも減ればと願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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