「機動武闘伝Gガンダム」の次シリーズとして1995年(平成7年)4月7日から1996年(平成8年)3月29日にかけて放送された「新機動戦記ガンダムW」
平成ガンダムと呼ばれる「機動武闘伝Gガンダム」「新機動戦記ガンダムW」「機動新世紀ガンダムX」の中でも人気上位の作品で、その人気は今でも定期的に話題に上がることがあるほどです。
そんな思い出深い「新機動戦記ガンダムW」ですが、その魅力の1つとして欠かせないのが「ストーリー」でもなければ「キャラデザ」でもなく、
「TWO-MIX」
だと私は断言します。
新機動戦記ガンダムWの主題歌を担当した「TWO-MIX」こそ至高であり、新機動戦記ガンダムWがあれほどまでに爆発的に人気となった理由の1つなんです。
そこで今回は、新機動戦記ガンダムWの魅力の1つであるTWO-MIXについてまとめていきます。
TWO-MIXはあの人気声優のユニット?
新機動戦記ガンダムWの主題歌を担当したTWO-MIXですが、実は名探偵コナンの江戸川コナン役で超有名な声優・高山みなみさんの所属するユニットなんです。
TWO-MIXのメンバーは以下の通りです。
メンバー | |
高山みなみ | ボーカル・作曲・編曲 |
永野椎菜 | リーダー・キーボード・作詞・編曲 |
元々は「ES CONNEXION」という3人組のユニットを組んでおり、解散後の1995年からTWO-MIXの活動がスタートしました。
作曲担当はまさかの高山みなみさん
前述した内容から分かるように、実は作曲担当は高山みなみさんなんです。
高山みなみさんはもともと音楽活動をしており、永野椎菜の打ち込みの弟子だったそうです。その際、永野椎菜さんが高山みなみさんの作曲センスに惚れ込んだことからTWO-MIXでの作曲担当になりました。
新機動戦記ガンダムWのタイアップ曲と感想
新機動戦記ガンダムWではTWO-MIXの楽曲がアニメ版のOP、そしてOVA版のED、劇場版の主題歌に採用されています。
ここからはそれぞれの感想をまとめていきます。
JUST COMMUNICATION(『新機動戦記ガンダムW』OP)
新機動戦記ガンダムWの第1期オープニングテーマで、まったくの無名だったTWO-MIXの知名度と人気を一気に獲得した曲です。
テンポの良さとテクノサウンド、Aメロではなくサビから始まるところも好きです。
RHYTHM EMOTION(『新機動戦記ガンダムW』OP)
新機動戦記ガンダムWの第2期のオープニングテーマで、当時としてはかなりアップテンポだったことや、同時期に流行っていた打ち込み系のダンスミュージックであったこと、DTMが流行りかけていたことから曲としての評価は極めて高いものでした。
「JUST COMMUNICATION」よりもハイテンポですが、メロディがキャッチーなので頭にすんなり入ってくるのがTWO-MIXの特徴ですね。

WHITE REFLECTION(OVA「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」ED)
OVA作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」のエンディングで、やたらお金を掛けているアニメーションPVが特典としてついてきます。
ぶっちゃけるとPVの内容は意味が分かりません。でも、アニメの完成度は特典とは思えないクオリティです。
相変わらずテンポ早めなTWO-MIXサウンドですが、サビ前の伸びやかな高山みなみさんの声がたまらないです。
私は「JUST COMMUNICATION」や「RHYTHM EMOTION」よりも「WHITE REFLECTION」や後述する「LAST IMPRESSION」の方が好きだったりします。
といっても、新機動戦記ガンダムWの局は全部好きなんですけどね。
LAST IMPRESSION(劇場版「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」主題歌)
OVA作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」の全3話を1本にまとめた、劇場版「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」の主題歌で、7分を超えるバラード楽曲となっています。
バラードと言っても、出だしのスローテンポとは一転し、その後はハイテンポ、最後にまたゆったりとテンポを落としていく展開になっていて、1つの曲で何回も楽しめるので飽きが来ません。
TWO-MIXのバラードだったら「LAST IMPRESSION」1択というほど好きな曲です。

謎に包まれたTWO-MIXの不思議な売れ方
TWO-MIXはデビュー当時、「謎のアーティスト」と言われ、顔出しもせずにメディアへの露出もありませんでした。しかし、それに反して不思議な売れ方をしていきます。
「JUST COMMUNICATION」は、ガンダムW効果や楽曲の良さもあり、最終的に50万枚を超える大ヒットを記録します。通常ならこれだけのヒットをすればヒットチャートの10以内には入るはずですが、TWO-MIXの場合は例外でした。
というのも、当時は無名すぎたためにリピート注文枚数を毎回2万5000枚と決められていたそうです。つまり、各週のMAXの販売枚数が2万5000枚ということになります。
これについては永野椎菜さんが当時の事をTwitterで語ってくれています。
ガンダムWの放映当時は、TWO-MIXには何のバックアップも宣伝もなくて、高山さんが声優である事をレコード会社でさえ知りませんでしたから、本当にガンダムWと楽曲の魅力だけの勝負になりましたが、信じていた通り、ガンダムWも楽曲も大ヒットしました…Wファンと、音楽ファンの皆さんの勝利でした☆彡
— TWO-MIX-永野椎菜 (@two_mix_shiina) February 21, 2018
ガンダムWが放映された当時、その週から主題歌のJust CommunicationのシングルCDが店頭から消えるという事態が起きました(^^;)
初回出荷枚数が売り切れてバックオーダーも毎回2万5千枚とレコード会社が決めていた為、その後ずっと毎週2万5千枚ずつ売れる事になり…
それが半年近く続きました(^^;)— TWO-MIX-永野椎菜 (@two_mix_shiina) February 27, 2018
その為、Just Communicationはヒットチャートの週間20位以内に一度も入っていませんが累計が50万枚を越えました…次のRhythm Emotionでは初回出荷からドンと出ましたので安心しました(^^;) 毎日が新機動戦記な日々でした…(笑)
— TWO-MIX-永野椎菜 (@two_mix_shiina) February 27, 2018
いくら品切れ状態が続いても毎週2万5000枚しか売ることができないので、ヒットチャートの週間20位以内に一度も入れなかったそうです。それでも半年間コンスタントに売れ続けて50万のヒット曲をしたというのは今の時代じゃ考えられないですよね。
売れてるのに目立たない。売れてるのに売れてる感じを出してない。
それがTWO-MIXが不思議な売れ方をした理由です。
TWO-MIXについてのまとめ
今回は新機動戦記ガンダムWの魅力の1つであるTWO-MIXについてまとめていきました。
コナンの声優をしている高山みなみがボーカルであり作曲担当という意外過ぎるユニットであるとともに、今の時代じゃ考えられないほどのヒットを連発していたんです。
TWO-MIXの楽曲は新機動戦記ガンダムWのタイアップ曲だけに限らず、どれも時代の先駆けと言えるサウンドでした。高山みなみさんは本業が声優のはずなのに、どんな頭の構造をしているのやら(笑)
リズミカルな店舗やテクノサウンド、そしてキャッチーなメロディ、どれも新機動戦記ガンダムWの作品の魅力に貢献しているのは間違いありませんね。

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