大人気漫画『呪術廻戦』の第103話「渋谷事変21」についてネタバレ紹介！
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『呪術廻戦』第103話「渋谷事変21」のネタバレ
脹相の周りには百斂にて圧縮された血が無数に浮いている。
その血によって繰り出される脹相の穿血は虎杖をとても苦しめていた。
虎杖が攻撃のための距離を詰めてもすぐにまた距離を取られてしまい、穿血が発射される。
今の虎杖では50%の確率でしか避けることが出来ていない穿血を、もし頭に食らえば死んでしまうことは虎杖も理解している。
そのため虎杖は考え、上に飛んだ。
目を閉じ、無心のジャンプ。
足を地面から離し自ら隙を作ることで、脹相の穿血発射のタイミングを誘導しようと考えたのだ。
脹相は虎杖の狙いに気付いた上で、誘いに乗ってやることにした。
そして穿血を放つ。
虎杖の顔面目掛けて一直線に穿血は飛んで来た。
顔面すれすれまで来たところで体を大きく曲げて穿血を避ける虎杖はそのまま着地と同時に走り出す。
虎杖が穿血を避けたことを評価する脹相は腕を大きく下に降り、穿血で虎杖を斬ろうとするも虎杖はそれを避けた。
そして自分の予想が当たっていることを確信する。
穿血の速さは発射直後だけであり、その後は軌道を変えても速度が落ちているため避けることが出来る。
つまりそのタイミングで虎杖は殴り合いに持ち込めるのだ。
脹相の間合いに入りこむ虎杖はそのまま打撃の体勢を取る。
しかし脹相は少しの動揺を見せず、平然としている。
そして脹相は超新星という術を使った。
脹相の周りをふわふわと浮いていた百斂によって圧縮された血の玉は、いつの間にか虎杖の後ろに浮いており、急に弾けた。
赤血操術「超新星」は百斂で圧縮した血液を解放し、散弾銃のような威力を持たせる術だ。
虎杖は後方から多数の血液に打ち抜かれる。
対して脹相は受け身をとっている。
散弾銃で撃たれたようなだけあって、背中に焼けるような痛みを感じる虎杖の動きが止まる。
その瞬間に脹相は血のナイフで虎杖の両足の甲を刺した。
しかし虎杖は刺された足で脹相に蹴りかかる。
腕で受け止めている脹相に流されるまま、虎杖は1回転し脹相の頭にかかと落としを決めた。
頭を傾けていた脹相は右頬に蹴りを受けたがそのまま後ろに下がる。
虎杖は穿血の玉を作らせないようにすぐに動くが脹相もすかさず穿血の構えに入った。
玉がなくても撃てるのかと思った虎杖の動きが止まる。
フェイントであった。
脹相は騙された虎杖の腹に打撃を加える。
軽くせき込む虎杖。
脹相はその後「赤鱗躍動」という術を使う。
脹相の両目の部分に縦の筋が現れた。
脹相の打撃が虎杖の顎を捕え、そのまま蹴りで足を払われ、横顔に掌底を食らう。
虎杖は壁に叩きつけられた。
虎杖はすぐに体勢を立て直すも、近距離にて脹相は百斂、穿血。
勿論穿血は直撃するも百斂の圧縮が足りず虎杖は倒れなかった。
脹相は焦ったことを後悔する。
穿血により後ろに飛ばされたことで再び脹相との距離を取った虎杖は、じっと脹相を見る。
その時、虎杖に呼びかける声が聞こえてくる。
虎杖がメカ丸を取り出すと、メカ丸は状況を聞いてきた。
『呪術廻戦』第103話「渋谷事変21」の感想
続行中の虎杖VS脹相戦。
今の虎杖ではまだ勝てる相手ではないですね。
ラストでメカ丸がまた出て来たことから、助言をくれることは間違いありません。
術式に詳しくない虎杖とは違い、脹相と同じ赤血操術の使い手加茂と一緒にいたメカ丸であれば、この場を切り抜ける方法を知っているでしょう。
今回の話では同様の顔を見せなった脹相はかっこいいですね。
途中で出て来た赤鱗躍動はパワーアップの術だったのか、その後の脹相の攻撃が全て虎杖に当たりました。
勿論術を使っていけばダメージも蓄積されていくはずですが、まだまだ大丈夫そうなので虎杖が危険であることに変わりはありません。
手に引き続き足にもダメージを負った虎杖はどんどん行動が制限されていきます。
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