大人気漫画『呪術廻戦』の第109話「渋谷事変27」についてネタバレ紹介!
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『呪術廻戦』第109話「渋谷事変27」のネタバレ
海の上に展開した己の領域を維持しつつ、式神・蝦蟇を放つ伏黒。
そしてその最中、陀艮をこの領域の主である敵と見定める。
一方陀艮は、外からあえて自分の領域に侵入してきたことを「愚かな」と揶揄しながら、伏黒へと攻撃の手を伸ばす。
だが、そんな陀艮に特級呪具・游雲を手にした真希が打ちかかった。
強力な特級呪具の威力は陀艮にわずかながらもダメージを与える。そのことに気づきすぐさま反撃する陀艮だが、領域必中のはずの攻撃はなぜか真希に躱されてしまう。
領域内に他者の領域が展開されたせいで、陀艮の必中効果が消えていたのだ。
恐らく、現在自分の領域と伏黒の領域は綱引きをやっている状態で、再びの絶対必中効果を得るには伏黒を倒しその領域を消し去らなければならない。そう考えた陀艮は攻撃の的を伏黒に絞り、腹から出したウツボ状の式神を、未だ印を組み領域展開を維持したまま動けずにいる伏黒に向かって放つ。
動けない伏黒に巨大ウツボ式神が迫る! その刹那、式神・蝦蟇の上を跳び渡り駆けつけた七海がウツボ式神をぶった切った。
「死累累湧軍」の式神を倒し、傷を負い血まみれの七海だったが、「君のことは私が守ります。領域に集中してください。」そう言うと伏黒の盾となるよう立ちはだかり陀艮に向かって武器を構える。
「死累累湧軍」の攻撃に耐え抜いた七海に驚く陀艮だったが、その後ろから、こちらも式神の群れを撃退した直毘人と真希が攻撃を仕掛ける。
二人の攻撃を躱しながら新たな式神を出し反撃を続ける陀艮。巨大呪霊魚との戦いで無残にも右腕を失っていた直毘人だったが、その戦意は一向に衰えていない。真希とともに伏黒を守るべく戦いを続ける。
3人が揃い、伏黒の領域により必中効果が消えた今の状態でなら勝機はある!と読む七海だったが、同時に伏黒の限界が近いことにも気づいていた。彼は鼻から血を流しながらも領域維持の負担に耐えている。
しかし伏黒の思惑は違っていた。
ただ無理矢理領域内に侵入して皆の加勢に来たのではなく、領域内に侵入した時の位置を感知したまま、再び結界の同じ場所に穴をあけそこから3人を脱出させる策を狙っていたのである。
五条レベルではない限り、陀艮といえども日に何度も領域展開は出来ないはず。一度領域外に脱出してしまえば勝てる、と。
いつでもいける、3人全員で飛び込んでくれと言う伏黒に「君だけ残るなんてことはなしですよ?」と確認する七海。命は掛けても捨てる気はない、と言い放つ伏黒の言葉を聞き、直ぐさま直毘人と真希に集合をかける。
瞬時に七海の意図を理解し、伏黒のもとへと駆け寄る二人。
伏黒を守りに固まった?と一瞬は考えた陀艮だったが、すぐにその狙いを察してしまう。が時すでに遅く、伏黒の足元には結界の穴が開いていた。
3人が伏黒の足元に開いた穴に集まる。
今にも飛び込まんと、人一人が通れるかという狭さの穴に駆け寄る皆の前に突如、開けた穴を通って領域外から人が侵入してきたのであった。
直毘人以外は知る由もなかったが、それはオガミ婆の交霊術によって”孫”の身体に降ろされた伏黒の父、” 禪院甚爾”の姿であった。
『呪術廻戦』第109話「渋谷事変27」の感想
侵入してきた伏黒の領域展開のお陰で俄然、戦力を持ち直した感があります。
とは云え、やはり敵の結界内での領域展開は大変なのですね。
汗も鼻血もダラダラで頑張る伏黒・・・。
そして流石の一級術師!!!生死も危ぶまれていたあの状況から2人とも無事生還、とは言い難い直毘人さんですが。
でもまあ皆生きてて良かった。
まぁ必中効果があるとは云え、無尽蔵にあんなデカい式神出し続けられたら1級2人でもそれはしんどい。
結局、伏黒来るまでは式神相手に精一杯で陀艮と戦うまでに至ってないのだから、かなりの強さには違いないでしょう。
そして漸く脱出叶うか!という所で、何で今!?何でここに!?
強さの匂いを辿ってきたのでしょうか・・・。なんかもう登場の仕方からして怖いです。
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