大大人気漫画『呪術廻戦』の第93話「渋谷事変11」についてネタバレ紹介！
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『呪術廻戦』第93話「渋谷事変11」のネタバレ
宿儺として利用する目的で虎杖を生かしておきたい漏瑚と、虎杖を殺したい真人との間で口論が発生する。
漏瑚は、呪いの真髄とは死を恐れずに目的のために裏表のない道を歩むことであり、それは宿儺を復活させ呪いの時代と作ることであると真人に説くが、真人は偽りなく欲求の赴くままに行動することこそが自分達のような呪いがすることであると返す。真人は宿儺を復活させることについては反対しておらず、また漏瑚と争う気もないため、1つのゲームを提案する。
そのゲームとは、虎杖を殺すか、指を食べさせて宿儺に力を取り戻させるか、先に虎杖と遭遇した方にその選択権を与えるというものである。
弟の仇をとるため虎杖を殺したい腸相もこのゲームへの参加を表明する。
漏瑚と同じ意見を持つはずの夏油は五条の封印された獄門彊を監視するため、ゲームへは不参加。
馬鹿馬鹿しいとごねる漏瑚を無視して真人と腸相、陀艮は掛け声とともに出発してしまい、仕方なく漏瑚もそれを追いかける。4人を見送った夏油のもとに、セーラー服を着た双子の女子が現れる。その双子は夏油との約束として協力したのだから、その肉体を返すように迫る。
しかし夏油は、双子とした約束は“縛り”として成立していなかったとして肉体の返却を拒み、双子に消えろと告げる。双子は夏油に「後悔するぞ」と捨て台詞を言い、その場から立ち去る。夏油は後悔とはどんな味だったかと嘯き、獄門彊を眺める。
場面は変わり、屋外のビルの上で七海の名を叫び続ける虎杖。
その背後から七海達が現れ、七海、伏黒、猪野と虎杖が合流する。虎杖とメカ丸は七海に渋谷駅内で起こったことを説明する。渋谷駅構内は特級呪霊とそれらが連れてきた呪霊、呪詛師と改造人間と一般人が入り乱れた状態となっている。
それを聞いた七海は、地下鉄の隣駅から渋谷駅に突入した方が速いと判断。
七海は1級である自分でしか通らない要請を行うため外に出て伊地知と合流することを決め、またその間に“術師を入れない帳”を解くことを虎杖、伏黒、猪野に指示する。
七海は猪野に学生である虎杖と伏黒を託し、七海から頼られた猪野は感動を噛みしめながら虎杖と伏黒に状況を説明する。
五条がいなくなったことで困ることが2つある。
1つは“五条家の失墜”。五条の融通という名のワガママによって救われていた虎杖のような術師が後ろ盾を失い、最悪の場合消されてしまうこと。
もう1つは”パワーバランスの崩壊”であり、五条の存在を恐れおとなしくしていた呪詛師や呪霊達が一斉に動き出すこと。
五条がいなくなったことで内輪もめをしている最中に呪詛師・呪霊との戦争が起こると術師側が負けてしまう、と猪野と七海は読んでいるらしい。
その戦争に負けた場合、少なくとも日本では人間の時代が終わるとされる。説明を終えた猪野は虎杖と伏黒に、七海が戻る前に“帳”を破壊しようと改めて意気込む。宿儺を宿す虎杖と、封印された五条を巡り呪霊・術師側のそれぞれの思惑が交錯する。
『呪術廻戦』第93話「渋谷事変11」の感想
呪霊達で内輪もめが起こるかのような不穏な雰囲気でしたが、ゲームという形で決着をつけることにしたようです。
普段から人間の遊びを真似てきた成果なのでしょうか。漏瑚は納得していませんでしたが、強制的にゲームに乗せられてしまうやり取りは面白かったです。
こうして見ると無邪気な子ども達みたいですね。夏油の前に現れた双子は怖い目つきをしています。よほど腹に据えかねているのでしょう。
一体夏油に何をするつもりなのか気になります。ちなみに、ここの双子に対する夏油の煽りは秀逸です。
高所で大きな声を出して呼ぶという虎杖の作戦は成功し、無事七海班と合流できました。
合流するまでの間ずっとナナミンと叫ばれ続けていた七海の心情やいかに、といったところですが、さすがにノーリアクションでした。
呪術師界にとっては五条悟の存在は相当大きかったようで、ここで五条を奪還できるかどうかで日本の未来がかかっている状況、今後の展開が注目です。
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