鬼滅の刃126話のラストで、ついに禰豆子が太陽を克服します。これは無惨が1000年間成しえなかった夢でもあり、物語が一気にラストスパートへ駆け足になったきっかけでもある重要な要素です。
そこで今回は、なぜ禰豆子だけが太陽を克服克服できたのか理由や条件を考察していきます。
目次
禰豆子が太陽を克服するまでの流れ
戦闘中で太陽から離れられない炭治郎と禰豆子
刀鍛冶の里編で上弦の肆・半天狗との戦闘中、悪戦を強いられる中、朝日が昇り始めてしまいます。
禰豆子も戦闘に参加していたため太陽の光から離れなければなりませんが、敵との戦いの決着が付かない炭治郎は禰豆子を太陽の光から庇いながら移動することが困難な状況でした。
禰豆子の皮膚は次第に焼かれて、このままでは他の鬼同様消滅してしまう…といった状況になります。
自分より他の人の命を優先する禰豆子
炭治郎が上弦の肆・半天狗との戦闘を続行するか、禰豆子を庇って逃げるか答えを出しきれないままでいると、禰豆子は炭治郎を蹴っ飛ばして自分を犠牲にしようとしました。
この行為には、鬼殺隊として村の人達を助けろという意味が込められています。そして炭治郎は無事に上弦の肆・半天狗を討伐することに成功します。
禰豆子が太陽を克服
戦闘に勝利したものの、妹を守り切れなかったことに涙する炭治郎。するとそこには、消滅したはずの禰豆子の姿がありました。
さらに驚くべきは、禰豆子が「お、お、おはよう」とぎこちないながらも言葉を発していたというもの。
禰豆子は無惨を筆頭とする鬼が1000年以上夢見た太陽克服を成し遂げたのでした。
なぜ禰豆子だけが太陽を克服できたのか？理由や条件を考察
ではなぜ禰豆子だけが太陽を克服できたのでしょうか？理由や条件を考察していきます。
2年間の眠りで改変された体質「人間を食べない」が絶対条件
炭治郎が鱗滝のもとで修業をしていた2年間、禰豆子は眠りっぱなしでした。
本来鬼は人間を食べなければ生きていけないという設定ですが、禰豆子は人間を食べなくても生きています。これは、眠り続けた2年間で体質が改変されたと考えられます。
そしてこの「人間を食べない」という体質改変が太陽克服の絶対条件なのではないでしょうか？
現に、他の鬼は人間を食べますし、例外である珠世や愈史郎は人間を食べないものの、少量の血液を取り入れることは必要のようです。
よって、「人間を食べない(血液もNG)」を達成しているのは禰豆子だけということになり、太陽克服の条件として当てはまる可能性が高いです。
竈門家がそもそも特別
これは漫画ならあるあるの、「主人公一家チート説」
ワンピースのルフィならDの一族でガープの孫、ドラゴンの息子というチート具合ですし、ナルトも四代目火影の息子だと終盤で明かされます。
このように、漫画あるあるの「主人公一家チート説」が鬼滅の刃で考えるならば、継国縁壱との血縁関係にあります。
これは作中で明言化されてませんし、炭治郎や禰豆子は炭吉の子孫なので、緑壱との血縁関係はないとは思うんですが、そもそも竈門家がものすごい家系だったらなんでもありですよね。
珠世のセリフでは
浅草で無惨に鬼化させられた男性が自我を取り戻しました 禰豆子さんの血のお陰です 無惨の支配から解放され少量の血で生きていられる 禰豆子さんの血の変化には驚いています この短期間で血の成分が何度も何度も変化している
【127話 珠世のセリフより】
とされています。
これが竈門家が特別だからなのか、2年間眠り続けて体質が改変された結果なのかは不明ですが、禰豆子の血だけ特殊なのは確実です。
禰豆子は鬼になる前から青い彼岸花を使用済みだった？
鬼滅の刃39話で炭治郎が下弦の伍・累との戦闘中、死を悟って走馬灯を見るシーンがあるのですが、その走馬灯の絵の中に青い彼岸花らしきものが映りこんでいます。
別垢でも言ったんですけど、炭治郎の回想にさ、青い彼岸花出てきてるっぽいの凄く気になる pic.twitter.com/L8kjxeRzeT
— 蟹師🦀 (@luna_shrimp) December 1, 2019
▼こちらの記事で詳しく考察しています
炭治郎の走馬灯に映りこんでくるくらい竈門家にとって青い彼岸花は馴染みの深いものだったとすると、禰豆子は鬼になるずっと前に何らかの理由で青い彼岸花を使用していたため、特異体質になった可能性が浮上してきます。
となると、炭治郎も同様に青い彼岸花を使用済みで、今後の展開で無惨が思いもよらない特異体質っぷりを発揮する展開もありえるかもしれません。
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